2022/03/21 10:59




はたして
・スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)
・サイキックTV
・ジェネシス・P・オリッジ
コレらの名前を聞いてどれだけの人が理解を示すだろうか?

文章化するにはあまりにも複雑怪奇なので興味のある方は是非とも自身でディグってもらいたいが、私的な解釈で要約させてもらうと

「才能と愛と狂気と正気の全てを咀嚼して吐き出すことの出来た現存した怪物」となる。


先日、ついに心待ちにした1枚の写真がアトリエにやってきた。


"まだ"男の姿をしてるジェネシスレディ・ジェイがキスをしてるショットで写真家のハービー山口さんが1981年にロンドンで撮ったものだ(ハービーさんの経歴も割愛🙇‍♂️)


ジェネシスは後にレディ・ジェイと共に、W.S.バロウズが進化させたカットアップの技法を人間の身体で表現しようとしたパンドロジェニー・プロジェクトを実行する。

整形と性転換手術を施しお互いの容姿を近づけようとしたショッキングな内容だが、人間のパーツをカット(バラして)→アップ(再構築)することで究極の愛の形を表現しようとした。

これらをリョナとして片付けるにはあまりにも稚拙で想像力に欠けると思う。僕にとっては最高にインテリジェンスでロマンチックな物語だ。


EVERYTHING IS SHIT EXCEPT YOU LOVE


まさにKILL TIME LIFEが掲げるテーマにふさわしい写真を、光栄にもハービーさん本人から直接購入する機会に恵まれ、100枚以上ある作品の中から迷うことなくオーダーした。

この写真のオリジナルプリントが飾られているのは日本では(おそらく)KILL TIME LIFEのアトリエだけだと思います

(えっへん)